✔️この記事でわかること
- 投資初心者が陥りがちな落とし穴とその回避法
- なぜこの本がロングセラーなのか?
- 読後すぐに実践できる「投資の大原則」
- 子育て世代・共働き層が“今すぐやるべき理由”
はじめに:なぜ投資で失敗する人が後を絶たないのか?
「NISA始めたけど、買った銘柄が下がって怖くなった…」
「投資の本って難しすぎてよくわからない」
そんな声を、私はFPとして何度も耳にしてきました。
投資で失敗する人の多くが「間違ったタイミング」「間違った情報」に振り回されています。
そんな中で、『お金は寝かせて増やしなさい』は、まるで“投資の道しるべ”のような存在でした。
初心者に必要なのは、“勝つ方法”よりも“負けない習慣”だった──
📘『お金は寝かせて増やしなさい』とは?
書籍名 | お金は寝かせて増やしなさい |
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著者 | 水瀬ケンイチ(インデックス投資ブロガー) |
出版社 | フォレスト出版 |
発売年 | 2017年(改訂版は2024年) |
インデックス投資の第一人者・水瀬ケンイチ氏が、自身の実践をベースに「長期・分散・積立」の重要性をやさしく説いた一冊。
🔥なぜこの本が売れ続けているのか?
✅ 理由①:誰でも読める「やさしい語り口」
- 難しい金融用語なし
- 実体験ベースの「リアルな失敗談」
- コツコツ続ければ誰でも成果が出るという“安心感”
読者レビューでも「読みやすさ」に定評があります。
個人的には「これなら自分にもできそう」と思えたことが、最大の価値です。
✅ 理由②:時代に左右されない“投資の本質”を語っている
株価が上下しても、世界情勢が不安定でも、やるべきことは変わらない。
──それがインデックス投資の強さであり、この本の核心でもあります。
✅ 理由③:「実際にやっている人」が書いたという信頼性
著者は金融業界の人ではなく、一般の会社員であり、大勢の読者と同じ立場の人。
だからこそ、「真似できる」「自分事として読める」のです。
👨👩👧👦子育て世代・共働きにこそ刺さる内容
本業や家事・育児で忙しい中、株価チェックに一喜一憂する時間はありません。
でも、この本で紹介されている方法は「ほったらかしでOK」。
- 毎月つみたてNISAでインデックスファンドを買う
- あとは放置する(寝かせる)
これだけで、20年後の資産形成が“ほぼ自動的に”進むのです。
時間も手間もかけられない現代人にとって、これほど再現性の高い方法はありません。
💡読後の気づき|心に残った3つのポイント
✔️1. 「リスクは“怖いもの”ではなく、“管理するもの”」
投資においてリスクは完全に避けられません。
でも、「分散」「長期」で備えることで、“リスクは味方になる”という考え方に変わりました。
✔️2. 「続けることが最大の武器になる」
相場に惑わされず、ルールを守って淡々と積み立てる──
その地味な行動が、複利という最強の魔法を味方にする唯一の方法だと確信しました。
✔️3. 「最初の一歩は、“学ぶ”ではなく“始める”」
どれだけ知識を詰め込んでも、行動しなければ意味がない。
少額から始めて、体感しながら覚える。そんな“ゆるいスタート”こそ、最大の成功パターンでした。
📈実際にやってみた:私の「寝かせ投資」体験談
私自身、2020年からこの本の内容に沿って「eMAXIS Slim 全世界株式」などでインデックス投資を開始。
途中で暴落もありましたが、何もせずに放置していたら資産は1.7倍に成長していました(2025年時点)。
投資によくある銘柄調査などの時間はかけていません。
“何もしないこと”が、人生の時間の使い方として最も合理的だったと実感しています。
※価格や在庫は変動します。リンク先でご確認ください。
✍️まとめ:投資は“時間”で勝つゲーム
- 難しい知識がなくてもできる
- 何度も繰り返される市場の波に惑わされない
- 最強の投資戦略は「コツコツほったらかし」
『お金は寝かせて増やしなさい』は、
投資で損をしないための“最初の一冊”にして“最後の指南書”とも言えます。
もしあなたが、
- これから投資を始めたい
- 何から手をつけていいかわからない
- 忙しいけど将来のためにお金を育てたい
そう思っているなら、まずはこの一冊から始めてみてください。
“寝かせておくだけ”で未来が変わるなら──
今この瞬間が、あなたの投資人生の始まりです。
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