今回は老後に必要な資産額と賢い節約術についての記事です。
老後2000万円問題や少子高齢化で老後に不安を抱えている人は多いと思います。ぜひ本記事を参考にして老後に備えていきましょう。
老後に必要な資産額はどれくらい?
老後に必要な資産額は人それぞれ異なりますが、一般的には以下のような要素を考慮して算出することができます。
- 年金受給額
- 生活費
- 医療費
- 介護費
- 住宅費
- 趣味や旅行などの余暇費
例えば、年金受給額が月20万円で
- 生活費:月15万円
- 医療費:月5万円
- 介護費:月5万円
- 住宅費:月5万円
- 余暇費:月5万円
と仮定すると毎月の支出合計は35万円となります。年金受給額から支出を引くと、毎月15万円の不足が発生します。この不足分を補うためには、老後資金として1,800万円(15万円×12ヶ月×10年)が必要になります。
※ちなみに年金受給額(年金見込み額)を知りたい場合は「ねんきんネット」を確認しましょう。
もちろん、これはあくまで一例であり、実際には年金受給額や支出の見積もりに誤差が生じる可能性があります。また、老後の期間も人によって異なります。したがって、自分のライフプランに合わせて、必要な資産額を見直すことが大切です。
賢い節約術とは?
老後に必要な資産額を準備するためには、若いうちから賢く節約することが重要です。しかし、節約というと、我慢や苦労をイメージする人も多いかもしれません。そこで私は以下のような賢い節約術をおすすめします。
- 収入からまず貯金する
- 無駄遣いを減らす
- 定期的に家計簿をつける
- 節電や節水を心がける
- クレジットカードやポイントカードを上手に利用する
これらの節約術は、生活の質を落とさずにお金を貯めることができます。特に、収入からまず貯金するという方法は、自動的に支出を抑えることができるので効果的です。例えば、収入の10%を貯金すると決めておけば、毎月の支出は残りの90%以内に収めることになります。これにより、無意識に無駄遣いを減らすことができます。
また、クレジットカードやポイントカードも有効です。基本的に現金払いでは還元はありませんが、クレジットカードは1%程度のポイントやキャッシュバックがもらえることが多いです。例えば、年間100万円分の支払いをクレジットカードにおきかえると1万円分お得になります。
まとめ
老後に必要な資産額は人それぞれ異なりますが、一般的には年金受給額や支出の見積もりをもとに算出することができます。老後資金を準備するためには、若いうちから賢く節約することが重要です。生活の質を落とさずにお金を貯めることができる節約術を実践してみましょう。
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