※税額や制度は変わることがあります。宿泊の前に、各自治体の公式ページでご確認ください。
こんにちは、おもちです。旅行の予算を立てるとき、最近気になっているのが「宿泊税」です。2026年は京都市の値上げや北海道・長野県の導入があり、2027年には沖縄県の導入と東京都の見直しが控えています。
この記事では、主な旅行先の宿泊税がいくらなのかを、各自治体の公式ページをもとにまとめました。2人で泊まった場合の比較も載せています。
宿泊税とは
宿泊税は、ホテルや旅館などに泊まったときにかかる、都道府県や市町村の税金です。多くの場合、「1人1泊あたり」で金額が決まっていて、宿泊施設が宿泊者から受け取って納めます。
金額の決め方は自治体ごとに違います。宿泊料金の区分ごとに決まった金額をかける「定額」と、宿泊料金の何%かをかける「定率」があります。また、どこまでを「宿泊料金」とするか(食事代や消費税を含むかなど)も、自治体ごとに決まりがあります。
2025〜2027年の主な動き
| 自治体 | 時期 | 内容 |
|---|---|---|
| 大阪府 | 2025年9月1日〜 | 税額の見直し(免税点の引き下げなど) |
| 京都市 | 2026年3月1日〜 | 税額の見直し(最大1万円) |
| 北海道 | 2026年4月1日〜 | 道の宿泊税を導入 |
| 長野県 | 2026年6月1日〜 | 県の宿泊税を導入 |
| 沖縄県 | 2027年2月1日〜 | 県の宿泊税を導入(定率2%) |
| 東京都 | 2027年4月1日〜 | 定率3%に見直し |
地域ごとの税額
いずれも宿泊者1人1泊あたりの金額です。
東京都
現在は、宿泊料金が1万円以上1万5,000円未満で100円、1万5,000円以上で200円です。1万円未満はかかりません。
2027年4月1日以降の宿泊からは、宿泊料金の3%に変わります。1万3,000円未満はかかりません。対象は、ホテル・旅館に加えて簡易宿所や民泊にも広がります。
京都市
| 宿泊料金 | 税額 |
|---|---|
| 6,000円未満 | 200円 |
| 6,000円以上2万円未満 | 400円 |
| 2万円以上5万円未満 | 1,000円 |
| 5万円以上10万円未満 | 4,000円 |
| 10万円以上 | 1万円 |
2026年3月1日からの金額です。ここでの宿泊料金は素泊まり料金で、食事代や消費税などは含みません。修学旅行など、学校行事での宿泊は免除されます。
大阪府
| 宿泊料金 | 税額 |
|---|---|
| 5,000円以上1万5,000円未満 | 200円 |
| 1万5,000円以上2万円未満 | 400円 |
| 2万円以上 | 500円 |
2025年9月1日の宿泊からの金額です。
北海道・札幌市
北海道の宿泊税は2026年4月から始まりました。宿泊料金が2万円未満で100円、2万円以上5万円未満で200円、5万円以上で500円です。
札幌市・函館市・小樽市・旭川市・ニセコ町など17の市町村では、道の宿泊税に加えて市町村の宿泊税もかかります。たとえば札幌市は、道と市を合わせて次のとおりです。
| 宿泊料金 | 札幌市で泊まったときの合計 |
|---|---|
| 2万円未満 | 300円 |
| 2万円以上5万円未満 | 400円 |
| 5万円以上 | 1,000円 |
長野県
2026年6月1日の宿泊から始まりました。1人1泊300円で、始まってから3年間は200円です。宿泊料金(素泊まり・税抜き)が6,000円未満の場合はかかりません。
松本市・軽井沢町・阿智村・白馬村・野沢温泉村では、県の宿泊税が150円(3年間は100円)になり、別に市町村の宿泊税がかかります。
沖縄県
2027年2月1日から始まる予定です。宿泊料金の2%で、上限は2,000円です。
本部町・恩納村・北谷町・宮古島市・石垣市・名護市では、県が0.8%(上限800円)、市町村が1.2%(上限1,200円)になります。合わせると2%(上限2,000円)で、県全体と同じ水準です。
2人で1泊したらいくら?
1人1泊の宿泊料金が1万5,000円の宿に、大人2人で1泊した場合で計算してみました。
| 泊まる場所 | 1人1泊 | 2人1泊 |
|---|---|---|
| 東京都(現在) | 200円 | 400円 |
| 東京都(2027年4月〜) | 450円 | 900円 |
| 京都市 | 400円 | 800円 |
| 大阪府 | 400円 | 800円 |
| 札幌市 | 300円 | 600円 |
| 北海道(市町村の宿泊税がない地域) | 100円 | 200円 |
| 長野県(市町村の宿泊税がない地域・3年間) | 200円 | 400円 |
| 沖縄県(2027年2月〜) | 300円 | 600円 |
※宿泊料金に何を含めるかは自治体ごとに決まりがあるため、実際の金額とは違うことがあります。
1泊だと数百円ですが、家族旅行で人数が多い場合や連泊する場合は、そのぶん増えます。たとえば京都市で2人が3泊すると、800円×3泊で2,400円です。
旅行の予算に入れておきたいこと
- 宿泊税が予約サイトの表示金額に含まれているか、現地で別に支払うかは、予約のときに確認しておく
- 宿泊料金が区分の境目(京都市の2万円、東京都の1万3,000円など)に近いときは、税額が変わることがある
- 人数×泊数でかかるので、家族旅行や連泊では合計で考える
予算を立てるときは、宿泊費とは別に宿泊税の分も見ておくと安心です。旅行代を浮かせる工夫は、株主優待で旅するの記事でも紹介しています。子連れ旅行の家計については3歳児連れで旅行を楽しむための家計とアイテム術もどうぞ。
まとめ
- 2026年は京都市の値上げ、北海道・長野県の導入があった
- 2027年は沖縄県(2月)の導入と、東京都(4月)の定率3%への見直しが予定されている
- 1人1泊1万5,000円なら数百円だが、人数と泊数が増えるとそのぶん増える
宿泊税は自治体ごとに金額も仕組みも違います。旅行先が決まったら、その自治体の公式ページで最新の情報を確かめておくと安心です。
参考情報
※2026年11月時点で確認した内容です。

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