年末が近づくと、「ふるさと納税って今年いつまでだっけ?」「NISAの枠、まだ残ってる…」と、お金のことでバタバタしがちです。
この記事では、年末までにやっておきたいお金のことを、期限の早い順にチェックリストにしました。上から順番に確認していけば、やり忘れを防げます。
先に結論
- 12月上旬〜10日ごろ:会社の年末調整の書類、クレカ積立の1月分の設定変更
- 12月28日:NISAで日本株を買うなら、この日が年内の最終日(投資信託はもっと早い)
- 12月31日:ふるさと納税の今年分の締め切り
- 年明け1月10日:ふるさと納税のワンストップ特例の申請書の必着日
年末のお金のやることチェックリスト(2026年)
| 時期 | やること | 期限・目安 |
|---|---|---|
| 11月中 | 年末調整の書類を集める(保険料控除証明書など) | 会社の締め切りまで |
| 11月中 | ふるさと納税の上限額を確認する | 12月31日まで |
| 12月上旬 | 年末調整の書類を会社に出す | 会社の締め切りまで |
| 12月10日 | クレカ積立の1月分の設定を変える(SBI証券の場合) | 12月10日(木) |
| 12月10日 | 児童手当の振込を確認する(多くの自治体) | 12月10日(木) |
| 12月中旬 | NISAの今年の枠の使い残しを確認する | 投資信託は12月18日〜25日ごろ |
| 12月28日 | 権利付最終日(12月が権利確定の株主優待・配当) | 12月28日(月) |
| 12月28日 | NISAで日本株を買う最終日 | 12月28日(月) |
| 12月31日 | ふるさと納税の今年分の締め切り | 12月31日(木) |
| 12月31日 | 医療費のレシートを1年分まとめる | 1月1日〜12月31日分 |
| 年末 | ポイントの有効期限を確認する | 各サービスによる |
| 年明け | ワンストップ特例の申請書を出す | 2027年1月10日必着 |
※日付は2026年11月時点の情報です。お住まいの自治体や証券会社によって違うことがあるので、最終的には各公式サイトで確認してください。
① 年末調整の書類を出す
会社員なら、年末調整の書類を会社に出します。締め切りは会社ごとに違うので、社内の案内を確認しましょう。
準備しておくものは、主に次のとおりです。
- 生命保険料控除証明書(10〜11月ごろに保険会社から届くハガキ)
- 地震保険料控除証明書
- iDeCoの小規模企業共済等掛金払込証明書(個人で掛金を払っている場合)
- 住宅ローン控除の書類(2年目以降の人)
2026年分は、子育て世帯に関係する変更があります。23歳未満の扶養親族がいる人は、所得税の一般生命保険料控除の上限が4万円から6万円に上がります(生命保険料控除全体の上限12万円は変わりません)。書き方は会社の案内のとおりで大丈夫です。
② クレカ積立の設定を変える(12月10日)
SBI証券の三井住友カードでのクレカ積立は、設定変更の締め切りが毎月10日です。1月の積立額を変えたいなら、12月10日までに設定を変えておきましょう。
来年の積立額をいくらにするかは、こどもNISA・新NISA 積立シミュレーターで目安を出せます。
③ 児童手当の振込を確認する(12月10日)
児童手当は偶数月に、前の2か月分が振り込まれます。12月は10月・11月分です。支給日は自治体によって違いますが、10日の自治体が多く、2026年12月は10日(木)です。
今後の支給日と受け取れる金額は、児童手当の支給日カレンダーと計算ツールで確認できます。
④ NISAの今年の枠の使い残しを確認する
NISAの年間投資枠は、その年のうちに使わないと翌年に持ち越せません。今年の枠が残っている人は、年内に買うかどうか決めておきましょう。ただし、生涯の非課税枠(1,800万円)は消えないので、無理に使い切る必要はありません。
ポイントは、NISAの年間枠は「受渡日」で判定されることです。2026年の受渡日の最終日は12月30日(水)なので、日本株なら12月28日(月)までに買う必要があります。投資信託は、受渡日までの日数が商品ごとに違うため、もっと早く締め切られます(オルカンなら12月23日ごろが目安)。迷ったら12月中旬までに注文しておくと安心です。
商品ごとの詳しい締切の目安は「新NISAの年内締切はいつ?」にまとめています。
まだNISA口座がない方は、来年に向けて口座選びから始めておきましょう。

⑤ 権利付最終日を確認する(12月28日)
12月が権利確定月の株主優待や配当をもらうには、権利付最終日の12月28日(月)までに株を買って持っておく必要があります。
月ごとの権利付最終日は「権利付最終日カレンダー」で確認できます。株主優待を旅行に使う方法は「株主優待で旅する」で紹介しています。
⑥ ふるさと納税をする(12月31日)
ふるさと納税は、1月1日〜12月31日に寄附した分が、その年の分になります。12月31日までに決済が終わった寄附が今年の分です。支払い方法によっては、年末ぎりぎりだと決済が年明けになって来年分になることがあるので、早めに済ませましょう。
上限額は、今年の収入の見込みで決まります。年末調整のころなら今年の収入がほぼわかるので、ふるさと納税サイトのシミュレーターで確認しやすい時期です。
ワンストップ特例の申請書を出す(翌年1月10日必着)
確定申告をしない会社員で、寄附先が5自治体以内なら、ワンストップ特例を使えます。申請書は、寄附した翌年の1月10日までに寄附先の自治体に届く必要があります。オンラインで申請できる自治体も増えています。
注意:医療費控除などで確定申告をする人は、ワンストップ特例が使えなくなります。確定申告でふるさと納税の分も一緒に申告しましょう。
⑦ 医療費のレシートをまとめる(12月31日)
医療費控除は、1月1日〜12月31日に家族で払った医療費が対象です。年末に、1年分のレシートや領収書をまとめておきましょう。
- 医療費控除:1年間の医療費が10万円(総所得金額等が200万円未満の人はその5%)を超えた分が対象
- セルフメディケーション税制:健康診断などを受けている人が、対象の市販薬を年12,000円を超えて買った場合、超えた分が対象(上限88,000円)。医療費控除とはどちらか一方しか使えません
家族の分は、生計を一にしていれば、まとめて1人が申告できます。所得税率の高い人がまとめると、戻る税金が多くなりやすいです。
⑧ ポイントの有効期限を確認する
年末に有効期限が切れるポイントがないか確認しましょう。貯めたポイントは、旅行の費用や投資に回せます。
ポイ活で旅行資金を作る方法は「クレカ案件で高単価ポイ活」で紹介しています。
来年に向けて準備しておくこと
来年のNISAの積立額を決める
NISAの年間枠は1月にリセットされます。来年いくら積み立てるか、年末のうちに決めておきましょう。決め方は「新NISAで毎月いくら投資する?」、旅行資金とのバランスは「新NISAで旅行資金を準備できる?」が参考になります。
こどもNISAの準備
2027年1月から、0〜17歳の子ども向けの「こどもNISA」が始まります(年間60万円・総額600万円、つみたて投資枠のみ)。口座開設の受付や手続きは証券会社ごとに違うので、各社の案内を確認しておきましょう。
まとめ
- 年末調整の書類とクレカ積立の設定変更は12月10日ごろまで
- NISAの日本株は12月28日、投資信託はもっと早く締め切られる
- ふるさと納税は12月31日まで。ワンストップ特例の申請書は1月10日必着
- 医療費のレシートは12月31日までの1年分をまとめておく
参考情報(確認日:2026年11月6日)
- 国税庁|No.1140 生命保険料控除(2026年分から、23歳未満の扶養親族がいる場合の新生命保険料控除の上限6万円)
- 国税庁|No.1129 セルフメディケーション税制(1万2,000円を超えた分、上限8万8,000円)
- SBI証券|クレカ積立の設定締切日(毎月10日)
- マネックス証券|eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(受渡日:申込受付日から6営業日目)
- 野村證券|こどもNISA


コメント