新NISAの金融機関変更のやり方|銀行からネット証券へ。手続きの流れと期限、保有商品はどうなる?

NISAの金融機関変更 資産運用術
この記事は約5分で読めます。

 ※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。
 ※記事や画像にAI生成物を使用しています。

※投資には元本割れの可能性があります。

「銀行でNISA口座を作ったけど、買いたい商品がない」「クレカ積立でポイントをためたい」。そんな理由で、NISAをネット証券に移したい方は少なくありません。

NISA口座は全金融機関を通じて1人1口座ですが、1年単位で金融機関を変えることはできます。この記事では、その手順と期限、注意点をまとめます。

先に結論

  • 今年すでにNISAで買った人は、変更できるのは来年分から。来年分の手続きは今年10月1日から
  • 今の金融機関で「勘定廃止通知書」をもらい、新しい金融機関で申し込む流れ
  • 今持っている商品は移せない。ただし元の口座で非課税のまま持ち続けられる
  • 元の金融機関の積立設定がどうなるかを確認し、必要なら自分で解除しておく

変更できるタイミング

金融機関を変えたい年の前年10月1日から、その年の9月末までに手続きを終える必要があります。今年すでにNISAで買付をしている場合は、今年分は変えられず、来年分からの変更になります。

あなたの状況変更できる年手続きの期限
今年すでにNISAで買付した来年分から今年10月1日から受付(来年9月末まで)
今年まだ一度も買付していない今年分から今年9月末までに完了(10〜12月は来年分の扱い)

たとえば2026年に銀行で積立をしていた人が、今(2026年11月)手続きすると、2027年分から新しい証券会社でNISAを使えます。

元の金融機関での「勘定廃止通知書」の発行や、新しい金融機関・税務署の審査には日数がかかります。1月から新しい証券会社で積み立てたいなら、年内に早めに動くのが安心です。年末に向けたNISAの注意点は「新NISAの年内締切はいつ?」にまとめています。

手続きの流れ

STEP1:今の金融機関で「勘定廃止通知書」をもらう

今のNISA口座がある金融機関で、金融機関変更の手続きをして「勘定廃止通知書」を受け取ります。請求の方法は金融機関ごとに違います。ネット証券はウェブで申し込めることが多く、銀行は窓口や郵送での手続きが中心です。まずは今の金融機関のサイトで「NISA 金融機関変更」と検索してみましょう。

書類使うケース
勘定廃止通知書NISA口座は残して、1年単位で買う場所だけ変える(ふつうはこちら)。元の口座の商品は非課税のまま持ち続けられる
非課税口座廃止通知書NISA口座そのものをいったん廃止して、別の金融機関で開き直す。元の口座の商品の扱いは、手続き前に元の金融機関で確認する

STEP2:新しい金融機関でNISAを申し込む

新しい証券会社で、金融機関変更によるNISA口座の開設を申し込みます。廃止通知書の内容を入力し、本人確認書類を提出する流れが一般的です。SBI証券や楽天証券では、この手続きをウェブで進められます。

新しい証券会社の総合口座をまだ持っていない人は、総合口座の開設と一緒に申し込めます。口座開設からNISAを始めるまでの流れは「新NISAの始め方5ステップ」で解説しています。SBI証券の口座開設の手順は「SBI証券の口座開設方法」にまとめています。

STEP3:審査を待つ

新しい金融機関と税務署で審査が行われ、終わると完了の連絡が届きます。審査の結果、ほかの金融機関にNISA口座が残っているなどの理由で開設できなかった場合は、NISAで買ったつもりの取引が課税口座の取引に訂正されることがあります。

STEP4:新しい金融機関で積立を設定する

10月以降に乗り換えた人向けに、翌年1月からの積立を前もって予約できる証券会社もあります(楽天証券の「ウェルカム積立予約」など)。1月から積立を始めたい方は、乗り換え先にこうしたサービスがあるか確認しておきましょう。

よくある疑問

今持っている投資信託はどうなる?

新しい金融機関へは移せません。ただし、勘定廃止通知書で変更した場合は、元の金融機関のNISA口座で非課税のまま持ち続けられます。元の口座では新しく買うことはできず、売却だけができます。

元の口座で売ってから、新しい金融機関で同じ商品を買い直すこともできます(同じ商品を扱っている場合)。売却した分の非課税保有限度額(買ったときの金額ベース)は翌年以降に復活しますが、年間の投資枠(つみたて120万円・成長240万円)を超えて買い直すことはできません。

元の金融機関の積立はどうなる?

金融機関変更をしても、元の金融機関の積立設定が自動で止まるとは限りません。設定が残っていると、意図しない注文や引き落としが起きることもあります。変更の手続きとあわせて、元の金融機関の積立設定を確認し、必要なら自分で解除しておきましょう。

自分のNISA口座がどこにあるかわからない

e-Taxの利用者識別番号を持っていて、マイナンバーを書いた申告書を税務署に出したことがある人は、e-Taxのマイページの「NISA」から、NISA口座の開設先や開設状況を確認できます。難しい場合は、税務署で開設先の確認を依頼することもできます。

こどもNISAも同じように変更できる?

できません。2027年1月から始まるこどもNISAは、未成年のうちは金融機関を変更できない仕組みです。制度の内容は「こどもNISAとは?」で解説しています。最初の証券会社選びは「こどもNISAはどこで開く?」を参考にしてください。

まとめ

  • NISAは1年単位で金融機関を変更できる。今年買った人は来年分から、10月1日から受付
  • 流れは「勘定廃止通知書をもらう→新しい金融機関で申し込む→審査」
  • 保有商品は移せないが、元の口座で非課税のまま持ち続けられる
  • 元の積立設定の確認・解除を忘れずに

乗り換え先に迷っている方は「新NISA対応のおすすめ証券口座を比較」もご覧ください。

参考情報(確認日:2026年11月6日)

コメント

タイトルとURLをコピーしました